さぁ、来ました。この質問。
通信制高校には誰でも入学できるのですか?
答えは、基本的にはほぼ全員入学可能です!
これはもちろん高校によるのですが、私立の通信制高校の場合、とにかく生徒を多く集めたいのです。
そのため、定員一杯になるまでは、生徒を受け入れるのが通常です。
入学テストについては、学力テストを行うところは少なく、面接や作文などが建前上行われるところが多いです。
実際に入試で学力テストを設けてしまうと、内容にもよりますが、おそらく入学できる生徒が激減してしまい、どこの私立通信制高校も生徒集めに苦慮してしまうため、このような形になっているのかと思います。
また、通信制高校自体が、全日制高校に入れない生徒の受け皿になっているため、厳しい入学試験を設けないようにしているという側面もあります。
何はともあれ、新入学・転入学にかかわらず、お子さん本人が入学を拒否しているのに保護者が無理やり入学させようとしている、といったケースを除いて、基本的にはみなさん入学できるのでご安心ください。
中学校のときにずっと引きこもりでほとんど内申点がない、学力は小学生レベル、特殊学級に通っていた、そうしたケースでも私の勤務先では受け入れていました。在任中、300人以上の入学面談を行いましたが、
もちろん、学校によって入学テストの内容は異なりますので、事前に学校側に確認することはお忘れなく。
定員が一杯になってしまうと入学できないので早めに出願してください
中3の夏頃に通信制高校のオープンキャンパスに行くと、こんなことを言われます。
年内に出願しないと定員が一杯で入れなくなってしまいます、とにかく早く出願してください・・・!
これ、半分以上は嘘です!
もちろん本当に定員ぎりぎりの通信制高校もあるかもしれませんが、多くの通信制高校では定員にかなりの余裕があります。
このようなことを言われた場合、昨年度と今年度の定員はそれぞれ何人であるか、そして昨年度最後に入学した生徒はいつ入学したか、昨年度に入学した生徒は合計何人であったか、など正式な回答をもらいましょう。おそらく曖昧な回答しか返ってこないはずです。
オープンキャンパスなどにいる営業担当のスタッフは、とにかく、みな早めに多くの入学生を確保することばかりしか考えていません。それが彼らの仕事であり、場合によっては給料やボーナスにかかわってきます。
悲しいですが、これが現実です。
そのため、学校側の生徒集めのレースに翻弄されることなく、自分のペースでしっかり複数の学校を見て回りましょう。
そして、本当に感じが良い、自分が通いたい、せめて違和感のない学校に入るようにしましょう!
学校見学も、一回だけじゃなく複数回申し込んでOKです。複数回申し込むことを嫌がるような学校はやめましょう。
ちなみに、高校3年生が専門学校のオープンキャンパスに行くと、夏前に同じようなことを言われます。定員が一杯になってしまうから、すぐに総合型選抜で受験しましょう、と。これは本当に人気のある学科の場合事実ですが、嘘であることも多いので、気を付けましょう。
単願か?併願か?
これも良く聞かれますが、多くの通信制高校では、単願が基本です。
なぜなら、前述のとおり、出願すればほとんどの場合、合格になるからです。
併願というのは、そもそも倍率の高い学校に多くの生徒が申し込むから発生する仕組みです。
通信制高校の場合、定員にも余裕があることが多く、出願期間だけ気を付けて単願で申し込みましょう。
まとめ
通信制高校へは、中学校を卒業していれば基本的に誰でも入学できます。
その一方で、学校の生徒集めの営業は激しいものがあり、それらに惑わされずにお子さんに合う高校を複数しっかり見て回りましょう。大変かもしれませんが、保護者だけでなく、しっかりお子さんも見学に連れて行きましょう。
保護者にできるのは複数の選択肢を子供に提示してあげることです。
無理やり保護者が決めた道に行かせるのでなく、選ぶのはお子さんです。
それぞれの高校の良さを一緒に確認して、入学後にイメージ通りの高校生活を送れることを願っています。
